小規模な製品や修復作業に適していて、手作業によるきめ細かな対応ができる加工方法です。

具体的には、布など柔軟性のある素材でできた柔らかいバフに、砥粒を付着させ、

このバフを回転させながら工作物に押し当てて表面を磨きます。

金属表面をきれいにする加工方法でもあるため、バフ仕上げとも言われます。

【特徴】

・削るというよりは磨いてツヤを出す作業に近く、光沢が生まれる

・職人の手によるきめ細かな対応が可能

・バフは柔らかいため研磨面に多少の段差があっても対応が可能

【参考】

加工前
加工後

↓少々昔になりますが、とあるお取引様の展示品でお手伝いさせて頂いた品です。

 サッカーボールをモチーフにピカピカに磨きました。

 ”鏡面仕上げ”といった技巧ですが、いかに反射しているのがお分かりいただけると思います。